今日、物置化しているクローゼットをごそごそとやっていたら、珍しいものを発見。なんと懐かしい…
私は趣味で彫金をやっていたことがある。平たく言えば、シルバーアクセサリー作りだ。とはいえ、バーナーでぼぉ~~とやったり、硬い銀をペンチで曲げたり叩いたりと、結構力仕事。
写真の右二つは、イタリアで作ったもの。独身の間にやったおきたいことNo.1だった「彫金修行イタリア紀行」で作った。なんていうと、きっと「うるるん」みたいなのをご想像だろうが、あれよりはお粗末だったな。日数がなかったので、業者に頼んで行ったのだが、もひとつやったね。それに寒い寒いフィレンツェってのが嫌だった。それまで何度も足を運んだイタリアが、大っ嫌いになった帰ってきたものだ。まっ、愚痴はこのくらいにして、イタリアでやったのは、「彫り」。あんまり好きじゃなかったな~。(石は、先生が入れました。やらせてくれなかった…)
左のは、ロストワックス(ろうで型をとって、金属を溶かして流し込んで作る工法)で作ったもの。ロストワックスだけはやったことなかったので、1日体験というのを見つけて行ってみたら、ろうを彫るとこだけしかやらせてもらえなかった。ぼったくりやん。
写真の作品達には、よい思い出はないが、私の元祖師匠はペルカソの林先生。もう10年以上お会いしてないが、どうやらがんばって活動されている様子。師匠といっても、熱心に通いつめて習っていたわけじゃない。1~2週間に1回くらい行っては、お茶やおしゃべりしながらのんびりと作品を作るのだ。あの頃の時間は、とてもゆったりとして、大好きだったなぁ。 林先生元気かな?
連想ゲームのように、指輪ひとつで次々と思い浮かぶ昔のこと。結局は、歳とったんだよな~( ┰_┰)